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古酒
2014年10月24日
新酒
2014年10月24日
焼酎を始めとする蒸留酒では、蒸留したばかりの状態では香り、味ともに大変荒々しく一般受けする風味とは言えません。
ウィスキーやブランデーの場合、樽に数年単位で寝かせて味を調えます。
焼酎では最低でも半年以上貯蔵熟成させ、味のバランスを調えます。
しかし、最近では「もっと味の濃い焼酎が呑みたい」という消費者の声があり、特に芋焼酎において、熟成期間の短い状態で瓶詰めし、あえて荒々しい状態で「新酒」という形で登場するケースも増えてきました。
そらきゅう
2014年10月24日
焼酎のおつまみ
2014年10月24日
焼酎をより美味しく飲むためには、美味しいおつまみは欠かせません。
鹿児島の食べ物は濃くて甘辛い味付けが多いため、口の中をリセットしてくれる鹿児島の焼酎は大変好相性です。
焼酎は無糖、無プリン体なので飲んでも太りにくいというのは事実です。
しかし、焼酎は鹿児島の食べ物と好相性のため、おつまみをつい食べ過ぎがちです。
「酒太り」という言葉をよく耳にしますが、焼酎の場合は酒太りというより「おつまみ太り」といった方が正しいかもしれません。
黒千代香(くろぢょか)
2014年10月24日
だれやめ
2014年10月24日
一日の疲れを吹き飛ばす晩酌の意味。
「だれる」とは、鹿児島弁で「疲れる」という意味。それを止めるので「だれやめ」です。
呑むお酒がビールでも果実酒でも、はたまたジュースでもだれやめは成立しますが、鹿児島でだれやめといえば、やはり焼酎を呑みたいものです。
燗冷まし
2014年10月24日
一般にはお燗をした日本酒を冷ましたものを指します。
焼酎の燗冷ましは新酒に特に多い荒々しい風味を飛ばし、焼酎をまろやかにしてくれる効果があります。
そのため、お湯割りで香りや味がきつく感じるときは、お湯を足して薄めるのではなく一旦冷ましてみて下さい。新たな味の発見があるかもしれません。
ちゃんぽん
2014年10月24日
一、長崎発祥の麺料理。
長崎市内の小中学校では給食でも出てくるほどポピュラーなもの。
独特の中太麺とキャベツ、ニンジン、イカやエビ、かまぼこ、豚肉など沢山の具材がとんこつと鶏がらベースのスープによくからむ、長崎を代表するソウルフード。
二、色んな種類のお酒を呑むこと。
ちゃんぽんすると二日酔いになりやすいと言われていますが、必ずしもそうだというわけではありません。
ただ、同じ種類のお酒を呑み続けるより色々な種類のお酒を呑むと、つい呑みすぎやすくなるので、結果二日酔いになりやすいということは言えます。
お酒は楽しく適量を、を守っていれば何の問題もありません。
と、口で言うのは簡単ですが、これが本当に難しい・・・。
ポリフェノール
2014年08月01日
コラーゲン
2014年08月01日
コラーゲン=美容成分というイメージが世間的に広まっていますが、コラーゲンは体内の代謝を促したり、皮膚や爪、毛髪、関節など人体を構成するのに必要不可欠な成分です。不足すると関節や骨に痛みが障害が発生したり、美容面ではしわやたるみ、そばかすの原因になると言われています。また、コラーゲンは体内に入ると一旦はアミノ酸に分解されるため、体内に吸収するにはそのアミノ酸をコラーゲンに再生成しなおす必要があります。この再生成に必要となるのがビタミンCです。せっかくたくさんのコラーゲンを接種しても、ビタミンCが不足していると効果は期待できません。人間は体内でビタミンCを作ることができないため、コラーゲンをより効果的に接種するためにはビタミンCを多く含むものを一緒に食べるとよいでしょう。
リキュール
2014年08月01日
焼酎やウォッカなどの蒸留酒に果実を漬け込んだり、甘さを加えたりなどして、味をつけた酒類のこと。ポピュラーなものでは、梅酒や杏露酒などがリキュールに分類されます。基本的に製造法や漬け込む原料は自由で、世界各地で造られているものなので、その味の幅は膨大なものです。特に果実系のリキュールは甘く、風味が良いものが多いのでつい杯が進みがちですが、実はアルコール15度以上あるものも多いので、飲みすぎにはくれぐれも注意が必要です。
『とりあえずビール!』
2014年02月07日
日本では飲食店に入った際に、
『入店→人数確認→座敷orテーブル?→おしぼり→お通し→オーダー』
と最初の一杯を口にするまでに経なければならないプロセスが多いため、今すぐにのどを潤したい場合などに、
『とりあえずビール!』を入店後すぐに発声することにより時短をはかる。
ただし鹿児島では『とりあえずお湯割り!』との声もきかれる。
原酒
2013年12月05日
琉球泡盛
2013年12月05日
あまり知られていませんが、沖縄県特産の泡盛は焼酎の一種に分類されます。
他の焼酎との大きな違いは、一般的な焼酎が十分に発酵させた一次もろみに主原料を投入する(二次仕込み)のに対し、泡盛は一次もろみの発酵が終えると、そのまま蒸留を行います。つまり使用原料が米麹のみの焼酎を指します。また、原料に使用する米はタイ産米、麹は黒麹を使用することが定義されています。
琉球泡盛並びに泡盛の呼称は、沖縄県内で製造されたものに限定されています。沖縄県外で同様に製造された焼酎は泡盛とは呼称できず、「全麹焼酎」と呼ばれます。
球磨焼酎
2013年12月05日
熊本県人吉球磨地方の地下水で仕込み、人吉球磨地方で蒸留、瓶詰めを行った米だけを原料とした米焼酎を指します。
球磨焼酎の歴史は古く、日本最古の文献に出てくる焼酎という文字は、球磨焼酎の源流だったのではないかと言われています。
時は1559年、鹿児島県伊佐市大口の郡山八幡神社にてその文献は生まれました。
文献と言っても、それは神社の改修にあたった大工が壁に書き記したもので、「施工主の神主は、工期の間一度も焼酎を飲ませてくれなかった。まったくケチな人だ」という、愚痴を書き記したものです。
伊佐は当時、人吉地方を治める大名の支配下にあったことから、この焼酎が球磨焼酎の源流だったという見方がされています。
ただ、当時は米が高級品であったため、現在のように米だけというわけではなく、原料には米または雑穀を用いられていたのでは、と考えられています。
壱岐焼酎
2013年12月05日
薩摩焼酎
2013年12月05日
産地呼称
2013年12月05日
スコットランドにて製造され、特定の条件を満たしたものを「スコッチ」、フランスのシャンパーニュ地方で製造された発泡性ワインを「シャンパン」と呼ぶように、世界の酒類には世界貿易機構(WTO)が定めた、産地呼称が認められているものがあります。
これには産地の持つ特別な品質や社会的評価を保護する目的があり、品質が世界的に認められている証となります。
本格焼酎においても、薩摩焼酎(鹿児島県・芋焼酎)、壱岐焼酎(長崎県壱岐市・麦焼酎)、球磨焼酎(熊本県人吉球磨地方・米焼酎)、琉球泡盛(沖縄県・泡盛)の4つがその呼称が認可されています。つまり、焼酎の品質は世界的にも認められているということが言えます。
酒母(しゅぼ)
2013年10月08日
麹
2013年10月08日
黒糖焼酎
2013年10月08日
奄美群島特産の黒糖を主原料として製造された焼酎。しかし、酒税法上では含糖物質(砂糖)で造られた蒸留酒は「焼酎」ではなく、「スピリッツ(ラム)」に分類されてしまいます。
昭和28年、奄美群島が日本に返還された当時の酒税法では、黒糖を用いた酒類は例外なくラムに分類されていました。ラムは焼酎よりも酒税が高く、当時の黒糖酒製造業者は大変な負担がかかっていたそうです。
そこで、後の酒税法改正によって黒糖と米麹を使用し、奄美群島で造られた蒸留酒を「黒糖焼酎」と呼称できる、という特例的な措置が取られることになりました。
米麹を使用する理由としては、糖から製造されるラムとの製法上の違いを明確にするためというのが大きな理由であったそうですが、結果的に黒糖の風味に米麹のふくらみのある甘味と旨味が加わり、ラムとは異なる独特の風味を持つことになりました。
もろみ
2013年10月08日
米や麦などの原料を発酵させたものを、搾ったり蒸留したりといった加工を施す前の状態。
テレビの映像や写真などで、櫂棒を持った蔵人たちがタンクや甕壺をかき混ぜている風景を見たことがないでしょうか。あの時中に入っている物こそが「もろみ」です。
もろみの状態から前述のように搾ったり、蒸留したりといった加工を施して、酒と粕に分離させる場合が多いですが、どぶろくやもろみ味噌のように、もろみそのものを飲用、食用する場合もあります。
アルコール発酵
2013年10月08日
醸造酒
2013年10月08日
焼酎の脂質
2013年10月08日
本格焼酎を含む、酒類は「フーゼル油」と呼ばれる脂質を含んでいます。フーゼル油は多くの香りを有しているので、焼酎の独特な香りの元にもなっています。一方でフーゼル油は酸化すると、その品質を著しく低下させるので、貯蔵時には表面に浮いてきた油をすくい取り、酸化を防いでいます。焼酎は賞味期限が無いというのは事実ですが、家庭で焼酎を保存する際にもフーゼル油の酸化から品質の劣化を招く恐れがあるので、直射日光の当たる場所には極力置かないでください。
香気成分
2013年09月10日
焼酎の風味を決定づける大きな構成要素。焼酎は約75%の水と約25パーセントのアルコールで出来ています。焼酎の風味はこれら以外、1%にも遠く及ばない成分たちが鍵を握っています。その成分数は膨大で、互いに影響しあい一つの風味を構成しています。
特に芋焼酎は蒸留酒の中でもその成分数が多く、果実や花などにみられる成分も有しています。未解明な部分はまだ多いものの、芋焼酎が他の焼酎たちに比べ特に味のバリエーションが多いのは、このような特異な成分が多く含まれているためということも考えられています。
樽貯蔵
2013年09月10日
木製の樽にて貯蔵を行います。一部の麦焼酎に用いられており、樽由来の琥珀色と香りが特徴です。樽貯蔵はウィスキーの貯蔵に用いられることがほとんどで、原料木材の種類やその加工方法等を工夫することにより、様々な味わいを造り出しています。
甕貯蔵
2013年09月10日
甕壺にはミクロの小さな穴が無数に存在しているので、タンク貯蔵に比べるとガスの抜けが速く熟成速度が速いのが特徴です。一方で、ミクロの穴からはアルコールも徐々に抜けていくので、長期間甕貯蔵する際には注意が必要です。また、甕貯蔵を行うと焼酎は独特のまろやかな口当たりに仕上がるという特徴があります。
タンク貯蔵
2013年09月10日
熟成(貯蔵熟成)
2013年09月10日
早垂れ蒸留
2013年09月10日
単式蒸留器を用いた、天星酒造独自の方法です。単式蒸留において、もろみから蒸留されて流れ出る焼酎は、最初から最後まで同じアルコール度数、同じ味というわけではありません。蒸留初期が最もアルコール濃度が高く、薬品のような強烈な香りを有しており、そこから徐々にアルコール濃度が下がると同時に香りや味も芋焼酎らしく、また、蒸留後半になると今度は苦みやクセを持った焼酎が垂れてきます。
この一連の蒸留工程の中で、味や香りの良い部分だけを抽出したものを天星酒造では早垂れ蒸留と呼んでいます。味の良い部分のみを抽出するため、一度の蒸留で通常の半分ほどしか造ることができませんが、天星酒造ではあえてこれに挑戦し、新たな風味の追求を行っています。
単式蒸留器
2013年09月10日
連続式蒸留器
2013年09月10日
もろみから純度の高いアルコール溶液を取り出すための装置。甲類焼酎の製造に用いられる他、工業用アルコールなど高純度のアルコール製造にも用いられています。
一度の操作で、蒸留→冷却→蒸留→冷却・・・と何度も一つのアルコール溶液を蒸留することで、より高純度のアルコールを取り出すことができます。
甲乙混和焼酎
2013年09月10日
乙類焼酎(単式蒸留焼酎)
2013年09月10日
甲類焼酎(連続式蒸留焼酎)
2013年09月10日
発酵
2013年09月10日
菌やカビが出す酵素などの働きによって、食物の栄養が増したりアルコールが生成されたりといった、人に有益な効能をもたらすことを「発酵」といい、また、カビ毒の発生など、人に害を及ぼす発酵のことを「腐敗」と呼んでいます。つまり物が発酵する、ということと腐るということは表裏一体の関係にあると言えます。
どんぶり仕込み
2013年09月10日
蒸留酒
2013年08月29日
単発酵
2013年08月29日
単行複発酵
2013年08月29日
麦が発芽し、麦芽となる際に生成される麦芽糖を用いてアルコール発酵させる方法。ビールやウィスキーの醸造法がこれにあたります。
並行複発酵
2013年08月29日
二次仕込み
2013年08月29日
一次仕込み
2013年08月29日
製麹(せいきく)
2013年08月29日
酵母菌
2013年08月29日
焼酎を始めとする酒類のアルコールは、主に酵母菌の働きによって造り出されています。酵母菌は糖を分解することでエネルギーを得ており、この時副産物的に生成するものがエタノール(アルコール)です。酒造りにおいては、ワインのように原料自体が含む糖を酵母菌のエネルギー源とする場合もありますが、焼酎に用いる米やさつまいもには、ほとんど糖が含まれていません。そこで、麹菌に原料中のでんぷんを糖に分解させ、酵母菌のエネルギー源としています。また、酵母菌には清酒の吟醸香を始めとした、多くの香り成分を造り出す働きがあることがわかっています。鹿児島の芋焼酎造りにおいては、鹿児島2号、4号、5号と呼ばれる酵母菌が一般的に用いられており、それぞれに生み出す香りなどに特徴が見られます。近年の醸造技術の進歩とともに、花などから醸造に適した酵母菌を分離して造られた焼酎や清酒も多く見られるようになりました。今後も新たな酵母菌の発見によって、様々な酒質が生まれることが期待されます。
本格焼酎
2013年08月16日
蒸留酒である焼酎には単式蒸留焼酎と連続式蒸留焼酎があります。
単式蒸留焼酎は一度しか蒸留を行わないもので、原料(芋・米・麦等)の風味がしっかりと残る味わいになります。
一方連続式蒸留焼酎はアルコール濃度を高めることができますが、原料の風味は消え、より純アルコールに近くなります。
また、単式蒸留の中でも、
◎穀類又はいも類、これらの麹及び水を原料として発酵させたもの
◎穀類の麹及び水を原料として発酵させたもの
◎清酒かす及び水を原料として発酵させたもの、清酒かす、米、米麹及び水を原料として発酵させたもの又は清酒かす
◎砂糖(政令に掲げるものに限る)、米麹及び水を原料として発酵させたもの(黒糖焼酎)。
◎穀類又はいも類、これらの麹、水及び国税庁長官の指定する物品を原料として発酵させたもの
(その原料中、国税庁長官の指定する物品の重量の合計が穀類及びいも類及びこれらの麹の重量を超えないものに限る)
以上の条件を満たすものを本格焼酎と呼び、区別されています。
*wikipediaより抜粋
麹菌
2013年08月06日
焼酎造りに欠かせないのが麹菌です。主に『黒麹菌』『白麹菌』『黄麹菌』の3種類が使用されています。
黒麹菌
東南アジアから琉球(現在の沖縄)を経由して鹿児島に伝わった麹菌です。その名の通り黒い色をしています。もろみを強い酸性に保ち暑い地域でも醪の腐敗を防ぐことができたため、鹿児島での焼酎造りに適していました。味わい的には甘み・香りが強く、一般的に濃い味に仕上がります。
白麹菌
鹿児島の地で長年麹菌の研究を行い、様々な新種の麹菌の培養に成功している河内源一郎氏によって発見された黒麹菌の突然変異種。
黒麹菌同様、高温多湿地域に適応しながら、味わいは黒麹菌とは対局のすっきりとしたものに仕上がります。
黄麹菌
日本で古来より味噌や醤油、清酒醸造などに用いられてきた麹菌。焼酎醸造においても黒麹菌が導入される以前は黄麹菌が使用されていました。しかし黄麹菌は白麹菌、黒麹菌と異なり酸を出さないために雑菌汚染に弱く、当時焼酎造りの主流であったどんぶり仕込み法とは相性が悪かったので、鹿児島の暖かい気候下においてはもろみが傷んでしまうことも少なくありませんでした。逆に言うと、東北など寒い地方で清酒醸造が盛んなのは、黄麹菌が雑菌汚染されにくいことにも起因していると考えられます。しかし近年の醸造設備の技術革新や、製造環境の整備が進み、鹿児島でも安全にもろみを造ることが可能となり、近年黄麹菌製の焼酎も多く見られるようになりました。黄麹菌の特徴は何と言ってもその華やかな香り。華やかな香りが鼻を抜ける感じは焼酎の新しい魅力を開拓しました。
天然ミネラル水
2013年07月09日
地下水を原水とする水で無機塩添加などの調整を行っていないもの。
含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量で硬水と軟水に分けられるが、
焼酎の割水には軟水が向いているとされています。
アルコール度数
2013年07月09日
アルコール度数は、あるアルコール飲料に対するエタノールの体積濃度を百分率(パーセント、%)で表示した割合である。数多くの国で標準的に使われている。
果汁(自然に生成されるもの):0.1%以下
ビール:3?9%
アルコポップ:4?7%
シードル:4?8%
バーレーワイン(エールの一種):10?15%
ワイン:10?15%
日本酒:15%前後
ポートワイン:20%前後
リキュール類の大部分:15?55%
蒸留酒(スピリッツ):主として40%以上だが、アメリカ合衆国で「ライトリカー」と呼ばれるものは20%
樽詰め(加水前)のウイスキーやラム酒:54%?75.5%
アブサン:55?89.5%
ニュートラルスピリッツ:95%?96%
(醸造酒を複数回蒸留することによって得られる)最高濃度のエタノール(スピリタス):96%
無水エタノール:99.5?100%
日本では「%」「度」と表記されるが、アメリカの場合は「degree」「°」と表示される場合があり、これはUSプルーフと言って度数の2倍となっている。
*日本で25度の焼酎は50°となる。
*from Wikipedia