芋焼酎を楽しむ
芋焼酎は身体に優しい
薩摩の芋焼酎は、さつまいもで醸造される世界に誇れる無添加のアルコール飲料です。
無糖 | 糖類は一切含みません。 |
---|---|
無添加 | 添加物は一切含みません。 |
無プリン体 | 痛風の原因となるプリン体は存在しません。 |
無脂肪 | 蒸留酒のカロリーは体内で完全分解されて、体脂肪にはなりません。 |
無化学物質 | 分析の結果、農薬や放射性物質は残留していません。 |
血栓溶解酵素はワインの1.5倍 | アルコール度数15%の本格焼酎を180ml飲むと、血栓溶解酵素の活性値が約2倍に上がるということが研究で明らかになっています。 |
無虚偽 | 安全安心な製品づくりを誠心誠意、行なっています。(公的第三者機関で全て検査しております。) |
芋焼酎の飲み方の変遷
アルコールに強い方弱い方により飲み方はそれぞれですが、時代によっても少しづつ変化しているように感じます。
当初はアルコール度数の高い飲み方が好まれました。平均的に「焼酎6対お湯4」アルコール度数が約15度程度です。
次にはアルコール度数が少し減り、「芋焼酎5対お湯5」の時代があり、アルコール度数12.5度程度です。
現在では、かなり度数が減り、「芋焼酎4対お湯6」程度が主流となっているようです。アルコール度数10度位です。
もちろん、それぞれの人の嗜好によりますので定めはありません。
御自分のお好みの度数、御自分が一番美味しく楽しめる度数で楽しめるのが蒸留酒の特質です。
昔は「燗冷まし」が当たり前、「囲炉裏」の端で「やかんや黒千代香」で温めて、少し冷やしてから飲むと、香りが洗練され甘みと旨味が増して、美味しい芋焼酎が楽しめました。 以後、「お湯割り」になり「水割り・ロック」へと変遷しております。今、炭酸水やコーラ・お茶などの割り材がたくさんあり、そのような楽しみ方も増えております。
健康的に体の負担を考えれば、なるべく急激な酔いは好ましくないようですので、なるべく低い度数でお楽しみ頂くのが理想と考えられます。
飲み方とアルコール度数
アルコール度数25度の焼酎の場合、
(焼酎4 割水6を基本としております。)
(水やお湯割りなど割りものはお好みの濃度で)
飲み方 アルコール度数 |
||
---|---|---|
ホット | 燗 |
原酒を酒器に入れ、火入れして温める 25度 |
燗冷まし |
熱燗したものを冷ましてから飲む 25度 |
|
お湯割り |
本格焼酎4にお湯6を注ぎ、40~45℃程度で 10度 |
|
常温 | ストレート |
常温でそのままストレートグラスで 25度 |
トワイスアップ |
常温で本格焼酎1に対して水:1を注いで 12.5度 |
|
クール | 水割り |
本格焼酎4に冷水6を注いで 10度 |
オンザロック |
大きめの氷を入れ、直接注いで 20~25度 |
|
ハーフロック |
氷を入れ、本格焼酎1と炭酸水1を注いで 12.5度 |
|
割物 | 炭酸水割り |
本格焼酎1に炭酸水2~3を注ぎ、ライムを添えて 6~8度 |
コーラ割り |
本格焼酎4にコーラなど6を注いで 10度 |
|
茶系割り |
本格焼酎4に緑茶など6を注いで 10度 |
色々な楽しみ方
燗
昔は焼酎を燗して飲むという飲み方が良く行われていました。
囲炉裏(いろり)の端で炭の上に焼酎(加水しない)を入れたやかんを置いて温めて飲む。
※古くは蒸留法や濾過法が進んでおらず、芋などの原料管理が好ましくなく、温めることにより不快な香りを飛ばす意味もあったと予測されます。
(蒸留酒を燗する飲み方は世界でも珍しい飲み方のようです。)
燗冷まし
燗したものを冷ましてから飲む。風味が軽やかでまろやかになり、非常に飲みやすく味わいの深かまる飲み方です。
「新酒」の飲み方に最適といわれます。
※ 黒ぢょか 芋焼酎を燗する鹿児島の酒器です。
※ 「黒ぢょか」で燗する場合
前割りしたほうが好ましく、よりマイルドになります。
※ お湯で割っただけの状態は燗をしたとはいえない。温まったとしても更に過熱しなければ厳密には燗をしたとはいえない。
お湯割り
本格焼酎の香りと甘みを引立てる芋焼酎の最もおすすめの飲み方です。
①グラスに約半分ほど少し冷ました(80~85℃位)お湯を注ぎ、
②お好みのアルコール度数になるように本格焼酎を注ぎます。(自然に対流で混ざるのを1~2分待ちます。)
熱くもなく冷たくもなく、45~50℃が最も美味しく感じる温度帯です。
ストレート
蔵の味そのままが楽しめます。
●常温 ストレート
常温のまま、焼酎のもつ特徴をそのままが楽しめます。
●冷やして (冷蔵ストレート)
5~10℃に冷やして、香りが抑えられ、清涼な風味になります。
●暖めて (お燗ストレート)
40~50℃に暖めて、香りが立ち甘みが増します。
トワイスアップ
本格焼酎の風味が最もわかりやすい飲み方といわれております。
風味を見分けるティステングに最適の飲み方です。
①常温の本格焼酎を常温のお水で1:1に割ります。
※水は天然ミネラル水がお勧めです。アルカリ性・酸性又は塩素を含まないものを選んでください。
水割り
口当たりが柔らかく、のど越しの柔らかい飲み方です。
①グラスいっぱいの氷を入れ、本格焼酎を1/3程度注ぎます。
②本格焼酎がすぐに薄まらないように、加水する前に良くかき混ぜて冷やします。氷が溶けてしまったら、その分、氷を足します。
③好みのアルコール度数になるように加水して軽くかき混ぜます。
※本格焼酎を冷やしておくと、氷が溶けにくくなります。
オンザロック
●グラスを冷やし、大きめの氷を2個ほど入れ、本格焼酎を注ぐ飲み方です。
●飲み口の香りが抑えられ、飲みやすくなります。
飲み干した後にのどの奥から本格焼酎の香りが追いかけてきます。
ハーフロック
本格焼酎の香りと味をマイルドに引き出してくれます。
●お好みの炭酸(炭酸ソーダやジンジャエール)で1:1に割る飲み方です。
(丁度、ロックとハイボールの中間のような感じです。)
●ライムは芋焼酎に良く合います。ライムやミントをトッピングするとカクテル風に。
炭酸水割り
コーラ割り
氷を入れたグラスに焼酎4を注ぎ、炭酸水又はコーラー等炭酸飲料を6の割合で注ぎ、軽くかき混ぜて、ライムやゆずなどの柑橘類を添えた新しいカクテル調の飲み方です。
焼酎と炭酸水の割合はお好みで自由に
お茶系割り
マイルドで飲みやすく、うま味が増す飲み方です。
①あらかじめ、氷水で緑茶を淹れておきます。
②水割りと同じ容量でお水の代わりに氷水だし茶を使います。
③お茶の種類により様々な香りを楽しむことができます。