一次もろみと、さつまいもや麦などの主原料を混ぜ合わせる工程。
ここで投入する原料の種類によって、「○○焼酎」という呼称が決まります。
(さつまいもで芋焼酎、麦で麦焼酎・・・等)
一次もろみ中で培養された麹菌や酵母菌が主原料のでんぷんを分解し、多くのアルコールを作りだします。
芋焼酎の場合、約10日間の発酵によって、もろみ中のアルコール度数は約18度まで高まります。
この、一次仕込みと二次仕込みを分けて行う方法は「並行複発酵」と呼ばれ、焼酎や清酒といった日本の酒類醸造にのみ見られる独特なものです。